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住む家とは違う、帰巣本能のようにみんなが集まっては
毎年同じようなことをしていた「家」が一体なんだったのか?
なんてことを、自分の実家や田舎の家が無くなろうとしている今
初めてリアルに感じられている。
「手を洗え」とうるさく言われ、
1月なら駅伝で夏なら甲子園が流れていている中で仏壇に手を合わせ
近況を一通り話していると、唐突にご近所さんがやって来たりもする。
買ってきた食べ物があるのに、出前でピザなんかとって
ほどなくするとどこからともなく
お中元のゼリーやらお歳暮のクッキーが箱ごとやってくる。
そんなこんなが「帰ってきた」と感じられる時間と空気だった。
帰れる場が消えてしまった今、どこへ帰ればいいのでしょう?
何があってもなくても帰れる故郷のようなところ
昔のアルバムを開くような懐かしさを
普遍的に体験できるような空間を、意図的につくり出すことはできないか?
そんな試みです。
2019 ー 2023
今度は・・・
2023.5.12 お昼過ぎくらい〜
2023.5.14 1日ずっと